C1144:ロイヤルクラウンダービー・トリオ
●年代:1895年
●サイズ:カップ(口径:7.7㎝ 高さ:6.3㎝)ソーサー径:7.8㎝ プレート径:17.5㎝
●プライス:¥25,000
英国の名窯 Royal Crown Derby のトリオです。
時代は古く、1895年製のバックマークが入っています。
白磁に藍色の紋様が入るブルー&ホワイト...
どこか、東洋的な趣をみせるのは、前年1894年に制作された「MIKADO」の流れを汲んでいるのでしょうか?
MIKADOは、日本を舞台にしたオペラのシーンがモチーフになってる歌劇で、1885年3月14日にロンドン・ストランドにあるサヴォイ劇場で初演されて672回上演し、当時の歌劇史上2番目の上演回数を誇り、空前の日本ブームが起きていました。royal crown derby の『ミカド』はこのブームに乗じた作品で、一種のジャポニスムまたはオリエンタリズムを強く出しています。
藍色の花のガーランドに包まれたリボンから下がる金管楽器、日の出を思わせるような丸い紋様が交互に華やかに描かれています。
縁周りを連続紋様が囲み、白磁を引き締めています。
ジャポニズムを見せる、作者の意匠に思いを馳せてみたくなります。
カップ、ソーサー、プレート、全てフリルを取った作りで、それもエレガントな雰囲気をみせています。
カップのハンドルも19世紀の優雅な作りで、持ちやすくなっています。131年の経年により、縁周りの金彩に少し剥がれがありますが良い状態を保っています。
ソーサーの縁に一箇所3㎜くらいのチップが入っていますが、金彩によりほとんど目立ちませんが特記しておきます。
(一番下の画像です。拡大して撮影していますので、実物はほとんど分からないくらいです)
それを考慮したプライスですが、古いお品ゆえご了承下さいませ。
名窯ならではの、丁寧な作品になっています。